美容コラム
脱毛サロンと医療脱毛効果があるのはどっち?
脱毛を考えているが脱毛サロンが良いのか、エステサロンでの施術の方がよいのか、やはり美容クリニックで受けるべきなのかと、悩んでしまいます。
脱毛サロンとは脱毛を専門に施術を行うところで、エステサロンは脱毛のほかにもフェイシャルエステやボディエステ、リラクゼーションエステなどトータルに施術を行います。
脱毛サロンやエステサロンに医師が常駐していない場合は、出力の弱いレーザーで施術します。
美容クリニックは医師免許を持つ医師がレーザー脱毛を行います。
脱毛サロン、エステサロン、医療脱毛はそれぞれメリット、デメリットがあります。
自分にとって一番適した納得のいく方法で方法で行いましょう。
脱毛サロンと医療脱毛の違いは何なのでしょうか。
まず、共通して言えることは両者とも回数を重ねるごとに永久脱毛に近づいていくことです。
近年、脱毛に特化した脱毛サロンが比較的安く利用できるようになったことから、気軽に 脱毛の施術を受けられるようになりました。
脱毛サロンでの脱毛も、エステサロンでの脱毛もほとんどが光脱毛です。
ふたつの施術方法の違いとしては、
医療脱毛:毛根部にレーザーを照射し、組織を破壊する。
脱毛サロン:毛乳頭の周りのメラニン色素に反応させ、生えてくるムダ毛の量を少なくする。
という違いがあります。
さらに脱毛方法以外にも、通院回数、期間、痛みなどさまざまな違いがあるので表にしました。
医療脱毛 | 脱毛サロン | |
---|---|---|
施術方法 | 医療レーザー脱毛 | 光脱毛 |
期間 | 約1年間 | 1年半~3年間 |
回数 | 5~6回 | 12~18回 |
痛み | あり(麻酔使用可) | ほぼなし |
永久脱毛 | 可能 | 不可能 |
料金 | 高い | 安い |
全身脱毛目安 | 300,000円~ | 120,000円~ |
おおよその違いはお分かりいただけたと思います。
料金が安いのはサロン脱毛なのでまずはやってみたいという方や、お金の面で安い方がいいという方はサロン脱毛が向いているといえます。
反対に、しっかり永久脱毛したい、短期間で脱毛したいという方には医療脱毛が向いているといえます。
また、医療脱毛は医療機関ですので脱毛の過程で生じてしまった炎症などにもしっかりと対応してもらえるのでケアが充実しているといえます。
では医療脱毛とサロン脱毛のメリット、デメリットを詳しくご紹介していきます。
すぐに脱毛サロンを見たい方はこちら→おすすめの脱毛サロン5選(ページ下部)
すぐに医療脱毛を見たい方はこちら→おすすめ医療脱毛3選(ページ下部)
では脱毛サロンのメリット、デメリットは何なのでしょうか。
チェックリストにまとめてみました。
- 一回当たりの料金が安い
- 格安キャンペーンが多い
- 一回当たりの施術時間が短い(1~2時間)
- 痛みが少なくて済む
- 肌トラブルのリスクが低い
- 永久脱毛はできず、抑毛まで
- 一回当たりの脱毛効果が低い
- 完了までの回数が長い(12~18回)
- 完了までの期間が長い
という結果になりました。
やはり、脱毛サロンは料金が安い、施術時間が短い、痛みが少ない代わりに効果が抑毛にとどまり、完了するまでの期間、回数が長いということですね。
特に、脱毛サロンは全身脱毛はしてみたいけれども医療脱毛はお金もかかるし痛いのは嫌だ!という方におすすめです。
では、医療脱毛のメリット、デメリットは何なのでしょうか。
- 永久脱毛が可能
- 一回当たりの脱毛効果が高い
- 太くて濃い毛にも効果が高い
- 炎症などに対しての薬を処方してもらえる
- 完了までの回数、期間が短い
- 料金が脱毛サロンに比べて高い
- 痛みが強い
- 麻酔の使用ができるが麻酔代がかかる
- 肌トラブルになる恐れがある
という結果になりました。
医療サロンは短期間で、しっかりと、永久脱毛したい方におすすめです。
逆に痛みがあったり料金が高かったりとするので、一長一短ですね。
また、医療機関以外での脱毛行為には制限があり、医療機関ではない脱毛サロンでの治療には限界があり、スキンケアの一環として美容上好ましくないムダ毛を取り除くことと定義されています。
そのため抑毛、減毛が限界です。
しかし永久脱毛ができないというだけで、効果がないわけではないので検討が必要です。
脱毛サロンは多すぎてよくわからないですよね。
そこで今回は、
- 回数に応じた総費用
- 1回分の値段
- 脱毛の範囲
この3点を中心に比較していきたいと思います。
公式サイト | 5回の価格 | 12回の価格 |
---|---|---|
コロリ― | 35,625円 | 85,500円 |
恋肌 | 86,100円 | 206,640円 |
キレイモ | 95,000円 | 228,000円 |
銀座カラー | 197,650円 | 197,650円 |
シースリー | 420,028円 | 420,028円 |
価格で比較するとコロリ―が安いです。
コロリ―はもともとミュゼプラチナムという会社から独立する形でできた全身脱毛の方のためのサロンで、全身脱毛に特化することで低価格を実現できているようです。
ではつづいて1回当たりの値段で比較していきたいと思います。
公式サイト | 1回の価格 |
---|---|
コロリ― | 7,125円 |
銀座カラー | 10,980円 |
恋肌 | 17,220円 |
キレイモ | 19,000円 |
シースリー | 23,,334円 |
※銀座カラーとシースリーは通い放題なので、18回通ったとして計算。
最もやすいのはコロリ―という結果になりました。
しかし次に安い銀座カラーは通い放題なので何度通っても料金はおなじです。
脱毛サロンは医療脱毛と違い永久脱毛できないので、銀座カラーなら途中で追加料金払わなきゃいけないということがないので、不安な方にはおすすめです。
最後に全身脱毛で気になる顔脱毛と、VIO脱毛(デリケートゾーン脱毛)が可能なのかどうかについてみていきたいと思います。
公式サイト | 顔脱毛 | VIO脱毛 |
---|---|---|
恋肌 | 〇 | 〇 |
キレイモ | 〇 | 〇 |
銀座カラー | × | 〇 |
シースリー | 〇 | 〇 |
コロリ― | × | 〇 |
コロリ―と銀座カラーについては顔の脱毛が含まれていないという形になりました。
価格のことも考えると顔脱毛もできて価格が比較的安いのは、キレイモという形になりました。
ちなみに恋肌は月額パックだと1年に1回しかできないので6回脱毛がおわるまでに6年かかってしまうのでおすすめできません。
恋肌は全国52店舗展開の全身脱毛です。
特徴としては、
- 料金の安さ
- 脱毛卒業までの速さ
の2つの点があげられます。
内容は月額制プランと回数プランがあります。
恋肌の月額制プランはひと月1,435円でできますが1年に1回しか脱毛ができないプランナのでほとんどの人にはおすすめできません。
ムダ毛を処理するには少なくても6回、基本的に12~18回ほどは必要です。
そうなると、10年以上かかってしまうので時間の面でいいとは言えません。
恋肌の回数制プランは他のサロンよりも早く、2週間に1度のペースで全身脱毛することができるので、単純計算で月額制プランよりも24倍も早いペースで終わることができます。
また、シェービングサービスは月額制プランでは有料ですが、回数制プランは無料で行っています。
コース | 値段 |
---|---|
6回コース | 92,407円 |
12回コース | 175,556円 |
18回コース | 249,537円 |
恋肌の回数制コースで特におすすめなのが18回コースです。
なぜなら、26か所あるうち、18回毎回施術箇所を変えることができるからです。
18回すべてを同じ個所にする必要がなく、薄くなってきたなと感じたら途中で変えるのもありです。
キレイモは全国展開している脱毛サロンで、特徴としては、
- スリムアップ脱毛
- 予約が取りやすい
- 勧誘をしない
と公式サイトにはあります。
月額プラン | |
---|---|
スリムアップ全身脱毛 | 9,500円 |
プレミアム美白脱毛 | 12,800円 |
パックプラン | |
6回プラン | 114,000円 |
12回プラン | 212,040円 |
キレイモはカウンセリングを無料で行っていますので、カウンセリングで詳しい施術の内容などを聞いてみるのもおすすめです。
銀座カラーは25周年を迎えた脱毛サロンで2018年に楽天リサーチが行った大手脱毛サロンに関する調査の結果11部門で1位を獲得した名実ともに実力のあるサロンです。
全身月額プラン | |
---|---|
リーズナブル脱毛コース | 6,500円 |
スピード脱毛コース | 9,600円 |
部位月額プラン | |
腕全体 | 4,300円 |
足全体 | 5,200円 |
VIO全体 | 5,200円 |
なお。
銀座カラーの全身、部位別プランは、支払いは月額ですが、トータルで支払う金額が決まっており、それ以上通う分の料金は追加でかかりません。
目安としては2年半以降は月額でかからないといった感覚です。
なので銀座カラーが向いている人は、
- 体毛が濃くて回数以内に終わるか心配
- いつまでもムダ毛のない肌がいい人
です。
また、未成年には都度払い脱毛というその都度払えばよいというとってもお財布に優しい脱毛プランもあり、両ワキやVラインなどコンパクトな1箇所脱毛であれば、1回3500円でしてもらえるのでカウンセリングで相談してみるといいかもしれません。
また、銀座カラーはカウンセリングを無料で行っています。
一般的なイメージとして美容クリニックでの脱毛は料金が高く、施術に痛みがともなうといったイメージがあるようですが、今では脱毛効果が高い割に価格が安く、痛みも少なくなりました。
医療レーザー脱毛で使われるレーザーのパワーが、脱毛サロンの光脱毛で使われる光よりも最大で3倍程強いのが特徴です。
具体的にはレーザーや光の強さを「ジュール」という単位で表していますが、レーザーは最大で60ジュール出すことができ、光脱毛の光はは20ジュール程度です。
もちろん肌質やムダ毛の量に合わせて強さを調節しますが、同じ部位でも医療レーザー脱毛は光脱毛よりも半分以下の回数で済みます。
日本では法律で「永久脱毛は医療行為」と規定しているため、クリニックで行う医療レーザー脱毛やニードル脱毛は医療行為で、永久脱毛と言えます。
ただし、永久脱毛と言っても一生ムダ毛が生えてこないわけではなく、十年後や二十年後にまたムダ毛が生えてくる可能性はあります。
それでもクリニックで永久脱毛をすれば、確実に自己処理の回数を減らすことができるのはメリットだと言えます。
クリニックの全身脱毛のコースは、基本的には一括払いやクレジットカード払い、分割払い、ローン払いなどがありますが、月額制を取り入れているクリニックや1回の施術毎に支払える「都度払い」ができるクリニックもあります。
ムダ毛の処理はエチケットのひとつとして欠かせないものですが、手間のかかるお手入れのひとつです。
カミソリでそったり毛抜きで抜く、ワックスやクリームで処理するなど様々な方法は続けていくうちに肌トラブルがおこりかねません。
城本クリニックでは、ルミナス社制の信頼度の高い医療レ-ザー機器を用いて、短い時間で痛みの少ない施術がおこなわれます。
医療レーザー脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーをあてて毛根周囲の組織を焼いて脱毛する方法ですが、城本クリニックではダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザーが使用されています。
これらの機械は、日本でいう厚生労働省米国にあたるFDAによって認められている機械です。
①アレキサンドライトレーザー(ジェントルレーザー) メラニン色素を吸収しやすい機器で、良性の色素性疾患治療に有効です。
冷却システムに優れており、皮膚を火傷から守ります。
②ダイオードレーザー(ライトシェア) 接触照射による施術で、皮膚へのダメージを最小限に抑え、脱毛効果は高いレーザー機器です。
毛の太さや肌の色に合わせてパルス幅が選択でき、男性の濃いヒゲから女性の薄いうぶ毛まで、あらゆる毛を脱毛することができます。
皮膚への悪影響を最小限に抑え、脱毛効果を高くすることが可能です。
体毛は、成長期・退行期・休止期という一定のサイクルにそってくり返されますが、体の表面に現れている毛は、成長期のものもあれば休止期に入っているものもあります。
約3分の1が体表面にあり、残りの3分の2は皮膚の下で休んでいます。
そのため、実際の毛根の数は多く毛周期にそって何度も脱毛する必要があります。
城本クリニックのレーザー脱毛は1度の治療で終わりではないため、十分なコミュニケーションをとりながら施術をすすめていきます。
親切でていねいな予約、施術、対応に定評があります。
湘南美容外科クリニックは、知名度が高く全国にクリニックがあり、通いやすいことから人気があります。
例えば、普段は東京都内もクリニックに通っていて、長期の出張などで関西に行った場合などは、出張先で施術を受けることも可能です。
各都道府県のクリニックは以下の通りです。
湘南美容クリニックで使用しているレーザー機種は、ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー)、メディオスター NextPro(ダイオードレーザー)などです。
①ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー) ジェントルレーズでの全身脱毛は、美容クリニックの中でも一番安いと言われています。
湘南美容クリニックでの全身脱毛料金は435,370円で、途中解約もできます。
脱毛の症例数も多く、安心して施術をおこなうことができます。
②・メディオスター NextPro(ダイオードレーザー) メディオスター痛みの少ない機種ですが、別料金になります。
最終的には脱毛効果は高いのですが、メディオスターでの脱毛は、毛量が減るまで時間がかかります。
普通の毛の濃さの人なら、5~6回の施術で自己処理をしなくていいくらいにムダ毛がなくなります。
医療脱毛とは、医療機関での使用が許可された医療用脱毛マシンによって毛根を破壊し、脱毛する方法で自己処理しないですむようすることを目的としています。
脱毛サロンやエステなどで受ける脱毛と比べると、効果が高いのが美容クリニックの医療脱毛です。
脱毛が完了するまでの日数や期間は、部位によって異なり毛の質によっても違ってきます。
医療脱毛をするときに、ワキ・VIO・腕・脚・背中・顔などを同時にはじめても、部位によって毛の多さや太さが違うため、完了するまでの期間はそれぞれ違ってきます。
黒い色に反応するレーザーを皮膚に照射するため、ワキやデリケートゾーンの太くて濃い毛の方が、脱毛効果が出やすくなります。
意外かもしれませんが、背中や顔などの産毛のような薄い毛には反応しにくく、脱毛が長引いてしまいます。
ワキやデリケートゾーンのように脱毛効果が出やすい部位は約5~6回、毛が薄い顔などは8~10回程度の照射が必要となります。
脱毛完了までの期間は、一般的には1~3ヶ月に1度のペースで脱毛に通い、脱毛完了までは1~2年ほどかかります。
レーザー脱毛によって「ワキガ」の腋臭が改善されたという事例は多くあります。
脱毛サロンやエステサロンでおこなう脱毛は光脱毛のため、効果もほどほどですが、医療脱毛では高い出力のレーザーを毛穴まで照射することから、ワキが対策になります。
ワキガは、体質的に強い人と、自分で思うほど臭わない人まで様々ですが、ワキガの手術をするほどでもない軽度の人なら、ワキの脱毛でかなり改善できます。
聖心美容クリニックでは日本で初めての導入となるソプラノアイスプラチナムという機器を導入しています。
この脱毛機を導入したことで、毛の質や肌の色に関係なく、痛みもほとんど感じることなく施術を受けられるようになりました。
最新式の「ソプラノアイス・プラチナム」という蓄熱式の医療レーザー脱毛は、、従来の医療レーザー脱毛のように、黒い色に反応するだけでなく、皮膚の中で毛を作る毛包にまで熱を届けることができるため、成長期を過ぎた毛にも脱毛効果を発揮します。
ソプラノアイス・プラチナムは、浅い部分に生えている毛から深い部分に生えている毛まで、どの深さの毛にも照射ができるため、確実な脱毛効果を得ることができます。
また、照射口と冷却口が一体となっており、照射と冷却を同時に行うことができます。
そのため、照射時間が短くなりスピーディーな施術が可能となりました。
眉、耳、鼻周りといった細かい部位や、産毛が生えているような部位も安心して脱毛を受けられるようになりました。
これまでのレーザー脱毛とは違い「蓄熱脱毛方式」だから痛くないない上、眉、耳、鼻といった細かい部位や産毛が生えているような部位も、安心して脱毛を受けられるようになりました。
これまでのレーザー脱毛とは違い「蓄熱脱毛方式」だから痛くないのが特徴です。
痛みの少ない、お肌に優しいレーザー脱毛のため、効果の出方が遅いような印象を受けますが、着実に脱毛できます。
速い人なら1回施術を受けるだけで、効果を実感できる人もいます。
ムダ毛が濃くて多い人でも、5回くらい繰り返すと、ムダ毛はほとんどなくなります。
①公式サイトや店舗で無料のカウンセリングを予約します。
②予約が取れたら詳しい話を聞きに行きます。
カウンセリングルームで脱毛方法や料金、毛質や肌質などをチェックします。
所要時間は、1時間~2時間くらいです。
③施術の際は完全個室で脱毛を受けます。
レーザーを照射する部分に先にジェルを塗ってからレーザーを当てていきます。
冷却を行いながらの脱毛するため、痛みをあまり感じることなくすみます。
照射が終わると、炎症を抑えるためのジェルを塗って、施術終了となります。
④料金の支払い方法は、クレジットカード払い、現金、医療ローン、デビットカードの4種類の中から選択することができます。
医療ローンについては審査があるので、その審査に通過した場合にのみ利用することができます。
施術や支払方法などについての疑問点は、スタッフに相談することができます。
脱毛サロンに通ってみたいが、痛みに耐えられるかどうか不安な人が多いようです。
光脱毛が脱毛サロンやエステサロンで導入される前には、毛穴に1本1本針を刺して毛根に電気を通し、毛包を壊すニードル脱毛がおこなわれていました。
この方法は、かなりの痛みを伴っていたため、脱毛は痛いものといったイメージが残っているようですが、現代は医療機器が進歩し、痛みはそれほど感じなくなりました。
*ニードル脱毛は毛穴にハリを通して1本ずつ脱毛していくため、脱毛効果が高く、レーザーで施術しにくい細かい部位まで処理することができます。
残念ながら6回ぐらいから効果が出始め、12回くらいは施術をしないと効果が実感できません。
毛には毛周期があり、成長する時期と抜ける時期、そして再び成長するための準備時期があります。
このサイクルの成長期、退行期、休止期に合わせて施術がおこなわれますが、施術は毛が伸びる成長期におこなわれます。
この成長期は2~3ヵ月に1回しかめぐってこないので、施術はこのペースでくり返すことになり、光脱毛は数回おこなう必要があります。
色白の人は、ムダ毛の色と毛根の色のコントラストがくっきりと識別できるため、フラッシュ脱毛器が黒い色をめがけて的確に光を照射するので、ムダ毛処理の効果が得られます。
また、意外ですが、「普通の人より剛毛なので、脱毛効果が得られないのでは」と悩む必要 はなく、剛毛の方が脱毛器が反応するようです。
反対に、薄い毛で毛根の色が黒くない人は、脱毛機器が的確に反応しない場合もあるようです。
一般的に美容脱毛とは、フラッシュ脱毛にラジオ派を加えたE-LITE脱毛(エレクトリックライト)のことです。
生コラーゲンで保湿しながら、ラジオ派のエネルギーと光エネルギーの相乗効果で肌を引き締めながら脱毛します。
ラジオ波と光脱毛を合わせた最新の美容脱毛で、肌を守りながら脱毛効果を上げています。
1秒間に10万回もの振動を与えるラジオ派と光脱毛による方法は、効率よく効果的な施術が期待できます。
*脱毛サロンやエステサロンで光脱毛をおこなう場合、色黒の人は光(フラッシュ)脱毛器がムダ毛と肌の色を認識できないこともまれにあるようで、脱毛効果が得にくいこともあります。
脱毛は部位別に細かく分かれているので部位によって価格の違いがあります。
ワキの脱毛は通常1回10,000円~20,000円くらい。
足、Vラインなど20,000円くらいが相場のようです。
キャンペーン中だと3,000円前後で受けられるところが多いので、長く通う場合はキャンペーンを利用して自分に合うかどうかを試してから契約すると良いでしょう。
レーザー脱毛は、主に美容クリニックで医師によっておこなわれます。
レーザーの光で毛と一緒に毛母細胞も焼く脱毛方法で、出力が高い医療用のレーザーを用いて施術するため、「永久脱毛」と呼ばれます。
美容クリニックで用いられているレーザー脱毛器は、肌への負担が少ない「ダイオードレーザー」、多少の痛みが伴う「アレキサンドライトレーザー」、男性の脱毛に適している「ロングパルスヤグレーザー」などがあります。
「クリニックの全身脱毛」と言っても、料金やコースの内容、導入している脱毛器などがクリニックによって異なります。
サービスの充実度と通いやすさもクリニックによって異なるので、よく調べて比較、検討して決めると失敗が少なく、効率よく脱毛がおこなえます。
脱毛サロンやエステサロンより高額で施術時の痛みが強いといったことから、一時は医療脱毛が敬遠されていた時代もありましたが、近年では脱毛サロンやエステサロンの脱毛から医療療脱毛へと切り替える人が多くなりました。
出力が高い機器を使用するため、脱毛サロンやエステサロンでおこなう施術より痛みが伴いますが、サロンでの脱毛に比べ1年近くで、完了します。
脱毛をおこなう前に、自分の肌質や毛の質、体質を知っておくことが大切です。
アレルギー体質でも施術は可能ですが、カウンセリングの時に伝えておきましょう。
また、施術を受ける部位を決めて、予算や日程の計画の希望を事前に伝えておきましょう。
全身脱毛とは、顔、あご、鼻下、両手の甲と指、両脇、両肘上、両肘、両肘下、胸、お腹、背中上、背中下、両足上、両足下、両膝、両足の甲と指、へそ下、トライアングル上、トライアングル下、Vライン、Vライン上、Oライン、Iライン、ヒップの24ヵ所です。
脱毛を効果的に行うなら、お試しキャンペーンを利用し、引き続き通うならキャンペーン後の料金設定について確認しておくことも大事です。
脱毛サロンやエステサロンに通うにあたって、体調の良い日や都合の良い日ばかりではないため、ある程度融通がきくサロンを選ぶようにしましょう。
脱毛は自分でできる部位と、背中やうなじなど自分でできない部位があります。
体の後ろの部分は手入れしにくいため、プロの手を借りて処理してもらうことで、背中の開いた服を自信をもって着こなすことができます。
デリケート部分の脱毛も、カミソリや毛抜きなどで自己処理をすると細菌感染の原因となることもあります。
また、多すぎるアンダーヘアはムレやニオイの原因になるので、プロの手でケアしてもらうのがおすすめです。
薄着の季節になるとどうしてもムダ毛処理を自分でしてしまいますが、間違った処理を続けていると、肌に大きな負担をあたえてしまい、将来的にシミを作ってしまいます。
自分でおこなう物理的脱毛は、なるべく最小限にとどめておきましょう。
一般的な自己処理法と、注意点をまとめてみました。
①毛抜きによるもの
毛抜きを一番よく使うのが眉毛ではないでしょうか。
一時、細い眉毛が流行り、しょっちゅう抜いていたため、眉毛が生えてこなくなり、太い 眉毛がブームになって以来、眉毛の育毛剤や美容液がよく売れているそうです。
それだけ毛を抜くということは脱毛効果があるということですが、細菌感染の予防に注意する必要があります。
②脱毛ワックス
足のムダ毛の自己処理によく用いられる方法です。
ワックスをとかして、皮膚にあてると乾くにつれて硬くなり毛を巻き込んでいきます それを毛並みと反対方向強くはがします。
この方法をくり返しおこなっていると、その都度に毛根が破壊されて、毛が少なくなっていきますが、かなりの痛みがともないます。
③ブリーチ
比較的柔らかい毛に用いられる方法で、漂白して目立たなくします。
家庭で簡単におこなうには、過酸化水素水ティースプーン2杯にアンモニア水2滴を混ぜたものを綿花に浸して10分ほどあてておくとムダ毛が目立たなくなります。
④脱毛クリーム
クリームタイプ、ジエルタイプ、ローションタイプなどがあり チオグリコール酸カルシウムなどの成分で分解して毛を取り除きます。
除毛したい部分に脱毛クリームを塗って、ラップをして10分くらいおいてから、タオルなどで拭き取り、シャワーで洗い流します。
(使用方法は各商品によって違います) 肌への負担は少ないのですが、約1~2週間で、また生えてきます。
⑤脱毛石鹸
パイナップルや豆乳の入ったソープが、毛を生えにくくする効果があるようですが、副作用がないかわりに、目に見えた効果は期待できません。
しかし、ピーリング効果があるため、こすりすぎると肌が傷つきやすくなります。
⑥剃毛
一番手っ取り早いのが、カミソリで毛を剃る方法ですが、きれいに仕上げるためにどうしても逆剃りをしがちです。
かぶれたり化膿しやすいので、逆剃りを避け、できれば電気カミソリを使うようにすると、肌トラブルが軽減されます。
私たちがムダ毛と言っている毛は本当はムダではなく、必要だから生えています。
その国の文化によって、毛を処理するかしないかが違ってきます。
ワキ毛は、中国などでは女性でも処理ををしない人が多いようです。
脱毛をする前に、体毛の役目を知っておくことも大切です。
女性は特に、体毛の濃い人は何となく引け目を感じてしまい、「一本残らず処理してツルツルの肌になりたい」とこだわる人もいます。
しかし、体質的なこともあるので、ツルツルというのはかなり難しい課題でもあるのです。
今では邪魔としか考えられないワキ毛ですら、リンパ腺の保護にとって本来は必要な毛なのです。
可愛い水着を着るために、VIOの施術をする人も多いようですが、陰毛は大事な生殖器に雑菌が直接入らないように、ワンクッションをおく役目もあります。
脱毛をする場合も「ムダ毛を処理する」のではなく「必要な毛のお手入れする」という感覚で、自分の考えも大事にすることが大切です。
肌が弱いにもかかわらず、脱毛ブームに乗って全身脱毛をしたところ、肌トラブルに悩まされたとか、デリケートゾーンの処理をしすぎてハイジニーナにしたため女友達との温泉旅行で、ドン引きされたなどの後日談もあるようです。
体に手を加えることなので、施術をする前にはっきりと施術個所やデザインを決めておくようにしましょう。
ハイジニーナとは陰部のまわりの毛をすべて永久脱毛したことをいいます。
光脱毛は、毛根部にダメージを与えて毛を生えにくくする施術ですが、使用するレーザーの出力が低いため、痛みはないもののしばらくするとまた生えてきます。
しかし、生えてくる毛が少しずつ目立たなくなります。
光脱毛は、毛が生まれ変わる毛周期にそって施術をおこなうため、約2ヵ月に1回ずつといった間隔で、2年近く気長に通う必要があります。
光脱毛は、医療用マシンに比べて出力の低い脱毛マシンを使用して施術を行うため医師や、医師の監督下にある医療従事者でなくとも施術ができます。
メリットは出力が低いため痛みが少なく、一度に広範囲の施術をおこなうことができます。
また、肌へのダメージが少なく、クリニックで受ける医療レーザー治療より安い費用で施術できます。
デメリットは、出力が低いため、脱毛効果が弱いこともあり、脱毛が永久的とは言えないことです。
①SSC脱毛とは スムーススキンコントロールメゾットという理論に基づいた脱毛方法で、美白成分と抑毛成分が含まれた美肌効果のあるジエルを塗ってから光を照射して除毛します。
肌トラブルがなく、痛みもほとんどないのが特徴です。
②IPL脱毛とは インテンス・パルス・ライトという脱毛法で、医療用レーザーほど出力が高くないため、肌への負担があまりかかりません。
広い範囲でムダ毛を処理でき、施術時間が短くて済むのがメリットです。
IPL脱毛器はシミやがんの治療にも用いられていた脱毛器で、メラニン色素に反応する光を照射して脱毛処理を行います。
ワキやVIOなどの太い毛の脱毛に適しています。
IPL脱毛は、脱毛しながらシミやクスミも改善され、毛の濃い人や剛毛の人に適しています。
③ルネッサンス脱毛とは 国産の脱毛器で、日本女性の肌質や毛の質に基づいて設計製作がされています。
高速モードで使用すると全身脱毛が1時間もかからずに終了します。
美肌は自分自身で作っていくものです。
脱毛は、自己処理法、脱毛サロンやエステサロンでおこなう方法、医療機関でおこなう方法など様々です。
それぞれにメリットやデメリットがあり、どれが一番良いかは自分自身が決めるものです。
肌質は人によって違うので、まず自分の肌質をよく知ることが大事です。
今まで何気なく、気が付いたときにカミソリでそったり、毛抜きで抜いたりしていたことは、肌に多大なダメージをあたえ続けていたことになります。
美肌作りは、「肌をいたわる」ことから始まります。
脱毛に関しても、自分が納得できる方法で、肌をいたわりながら行いましょう。
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